xmtradingにはロスカットがありますので必要証拠金が重要。維持率の計算方法や取引について解説します。FXにおける証拠金とは、通貨ペアを売買するために取引額に比例して必要になる資金のことです。この資金が少なくなると、破綻するまでが早くなります。FXでは証拠金を担保として取引をするため、証拠金が不足していると新たなポジションを持つことができなくなります。
XMにおける必要証拠金とは?
証拠金の中の一つに必要証拠金があり、FXの売買で必要とされる最低の資金に当たります。FXの取引では少ない証拠金にレバレッジを掛けることによって、実際に口座に入金したお金より遥かに大きな金額の取引を行うことができます。XMはレバレッジが高いので少額でも取引のサイズも大きくトレードが可能な業者です。他よりも新規トレーダーにもお勧めです。通貨ペア、貴金属、エネルギー、仮想通貨、株式もあります。
マージンコール
必要証拠金を知るのであれば同時にマージンコールを知っておきましょう。マージンコールとは、証拠金維持率の低下を知らせてくれるロスカットの予告のようなものです。証拠金維持率の低下を知らせるアラートですので、ロスカットの予告通知のようなものです。つまりここからマイナスが増えていくと強制決済のリスクがあります。マージンコールを無視してロスカット基準まで下がると、ロスカットされて、強制的にポジションの含み損が確定します。
ロスカット
マージンコールと同時に覚えておかなければならないのはロスカットです。マージンコールが発動された後に、なお、マイナスが増え続けると、ロスカットが発動していきます。ロスカットは強制的に決済されてしまうため、ユーザーがコントロールすることが一切できません。証拠金維持率50%でマージンコール、証拠金維持率20%でロスカットと言う仕組みになっています。ロスカットが気になる方は以下の記事を見てみましょう。ツールが用意されていますので、使用すると簡単に必要証拠金が計算できます。
ゼロカット
ちなみに急激なマイナスとなってしまい、口座の残高がゼロ未満、つまりマイナスになるケースがありますが、これは借金を背負う可能性があるのでは?と思ってしまうかもしれません。しかしXMではゼロカットが設定されており、適用されればマイナス分はXMブローカーが補填するようにしています。現在ゼロカットに関しては以下の記事で紹介しています。原油や現物、先物などすべてに対応しています。
証拠金とレバレッジ
FXは少ない資金で大きな金額の取引ができることが最大のメリットです。これはレバレッジを効かせているからで証拠金と密接な関係にあります。例えばドル円が1ドル=130円のとき、1万ドル分の取引をするには130万円の証拠金が必要です。
ところが、レバレッジを利用することで手元の資金を何倍にも増やすことができます。XMではレバレッジ100倍や最大888倍までの取引が可能です。
レバレッジ100倍の時:証拠金 = 1,300,000円 ÷ 100倍 = 13,000円
レバレッジ888倍の時:証拠金 = 1,300,000円 ÷ 888倍 ≒ 1,464円
ハイレバレッジを活用することで、少ない元手で大きな金額の取引を行えることが分かります。
必要証拠金の計算方法
必要証拠金の計算方法と式の詳細は以下の通り。必要証拠金はスタンダード口座、マイクロ口座だと、ボーナスやキャンペーンがあり、ボーナスが証拠金として加算され使えます。これはクッション機能と呼ばれており、以下の記事で情報、一覧を解説しています。ロスカットまでの制限が高くなりますし、CFD取引でも有利です。
必要証拠金 = 価格 × ロット数 ÷ レバレッジ
計算例を紹介しましょう。単位も併せてみました。最大レバレッジは1000倍までできます。投資商品によって提供されるレバレッジは一部異なるので注意しましょう。最新の運営サイトを見てください。人気銘柄である外国為替で見てみます。為替の場合はここにスワップポイントが発生します。
銘柄:USDJPY(ドル円)
価格:127.12円(2022年5月28日時点)
ロット数:1(100,000通貨)
レバレッジ:888倍必要証拠金 = 127.12円 × 100,000 ÷ 888 = 14,315円
証拠金維持率とロスカット
証拠金維持率とロスカット水準は同じ意味合いで、保有中のポジションが口座残高に対して占める割合を示します。証拠金維持率が20%のとき、保有中のポジションの損益がマイナスに傾いてロスカット水準の20%を下回ると強制的にロスカットされます。
基本通貨による
必要証拠金は価格によりますが、XMでは日本円だけでなく、ドル、ユーロも指定が可能です。比較することで計算方法も、pipsの算出も変わります。公式サイトでも説明しております。そのため注文時には公式サイトにある計算ツールを使ってみましょう。
レバレッジは商品による
ここでポイントとなるのはレバレッジ。株価指数、エネルギー、ゴールド、シルバー、ビットコイン、株式、コモディティなどによりいくらかそれぞれ違いますので非常に注意です。10倍もあれば、400倍、500倍もあります。上記でも説明した通り、証拠金にはさらにキャンペーンやボーナスがあります。
証拠金維持率の計算方法
証拠金には、有効証拠金・必要証拠金・余剰証拠金の3種類があります。
証拠金維持率[%] =(有効証拠金 ÷ 必要証拠金)x 100
有効証拠金と必要証拠金の求め方を見てみましょう。
有効証拠金 = 資産合計 + 評価損益 - 出金依頼金
必要証拠金 = 約定レート X 取引通貨単位 X 数量 ÷ レバレッジ
有効証拠金の計算例を見せていきましょう。
資産合計:100,000円
評価損益:-10,000円(含み損)
出金依頼金:0円有効証拠金 = 100,000円 - 10,000円 - 0円 = 90,000円
必要証拠金の計算例を見せていきましょう。
約定レート:125円
取引通貨単位:100,000通貨(マイクロ口座は1000通貨)
数量:1ロット
レバレッジ:最大888倍(ゼロ口座は最大500倍)必要証拠金 = 125円 X 100,000通貨 X 1ロット ÷ 888 ≒ 14,077円
証拠金維持率の計算例を見せていきましょう。
有効証拠金:90,000円
必要証拠金:14,077円証拠金維持率[%] =(90,000円 ÷ 14,077円)x 100 ≒ 639%
ロスカットを回避する方法
ちなみに強制ロスカットと言うのは誰でも避けたいはずです。そこで回避する方法があります。スキャルピングや自動売買(EA)ツールでの取引も可能で、規約は比較的緩いです。以下のような方法で資金を失うことなくトレードができる可能性があります。エントリーするさいは理解したうえで段階を踏んで安全にトレードをしましょう。心配ならデモ口座でトレードしましょう。サポートもかなりしっかりしております。
資金管理
証拠金維持率は100%以上を目安にし、余裕を持った取引や資金管理を行いましょう。できるだけ普段のロスカットは、全資金の1~2%前後が理想です。含み損が増えれば増えるほど、人は損切りができなくなりますので、浅いうちに逃げることが良いです。
証拠金追加
証拠金維持率100%を下回ったら資金を追加するという手段があります。しかしこれは無駄に耐えると、自滅することになります。相場の流れに抗っているのであれば、むやみに資金追加するのではなく、損切りすることが好ましいです。
両建て取引
XMでは両建てが可能となっています。買いポジションと売りポジションを完全に同じロット数保有して証拠金維持率を一定に保つことでロスカット回避に繋がります。心配な時にこの両建てを行うことがあり、投資家は含み益が出そうな方向だけ長くポジションを持ちます。
XMポイントをボーナスに交換
XMでは、ロイヤルティプログラムというポイント制度があり、貯まったポイントを取引可能なボーナスや現金に交換できます。現金に交換することで、耐えることができます。ポイントに関しては以下の記事で紹介しています。
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