XMではMT4・MT5(メタトレーダー)によって数は違いますが、ダウンロードしてFXで豊富なチャートインジケーターを表示して使うことができます。そのため、トレーダーの好みによって様々なインディケーターを使用することができるのですが、注意も必要です。中にはインディケーターマニアになってしまい、肝心のトレードが疎かになってしまうトレーダーも少なくないからです。
FX取引においてインジケーターは必要?
インジケーターとはMT4・MT5に搭載されているチャートに表示させることができるテクニカル指標のことです。移動平均線やボリンジャーバンド・一目均衡表など、を使っている人は多いでしょう。
一部のトレーダーからはFXにインジケーターは必要ないなんていう意見も出ていますが、価格の上昇や下落を予想するためには必要だと言われています。業者のほとんどはメタクオーツ社のメタトレーダーが導入されています。インストールやダウンロードが無料で可能で、オリジナル機能もたくさんあります。自動売買(EA)も使えます。
MT4・MT5で使えるインジケーター
使えるインジケーターの種類は日々更新されていて、現在ではかなり豊富な種類のインジケーターが用意されていますので人気です。基本サービスや専用の各機能は充実しており、ウィンドウでドラッグして簡単に操作ができます。新規の方でも状況によってすぐに使い分けができます。トレンドラインも簡単にひくことができます。
種類 | MT4 | MT5 |
トレンド系 | 7 | 13 |
オシレーター系 | 13 | 15 |
ボリューム系 | 4 | 4 |
ビルウィリアムス系 | 6 | 6 |
その他インジケーター | 23 | 59 |
全体インジケーター数 | 53 | 97 |
デフォルトで搭載されているだけでもこれだけの数がそれぞれにあるので、自分のトレードスタイルにあった分析がしやすくなっていますので便利です。有名な投資家も使っている最強のツールですので、無料でまずは使ってみましょう。安値、高値での指値や逆指値注文もできます。
トレンド系
名前の通り現在のトレンドを分析するのに役立つインジケーターです。上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを知る他にも、トレンドの勢いがどのくらいあるのかも分析することができるようになっています。
有名なトレンド系インジケーターには、移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表などがあります。
オシレーター系
オシレーターは日本語に訳すとふり幅という意味があり、FXにおいては買われすぎ・売られすぎを示すテクニカル指標のことを言います。
有名なものをあげるとストキャスティクスやRSIなどです。
ボリューム系
ボリューム系インジケーターは、相場の取引量や取引額が示されるインジケーターで利益を発生させやすい相場の発見に役立っています。
現在トレードにどのくらいのトレーダーが参加しているのかも組み入れてあるので、出来高と比較して相場の予想をすることが可能になっています。
ビルウィリアムス系
Bill Williamsが1966年に開発したインジケーターで、小さな値動きにも過敏に反応しレートよりも先にサインが出ることが大きな特徴です。FXだけじゃなくバイナリーオプションのトレーダーからも支持されているようです。
XMの取引でつかえるもの
以上のようにインディケーターはいくらでもありますが、トレードでつかえるものと言うのは実はかなり限られています。初心者でもすぐに使える簡単なものを紹介します。
移動平均線
移動平均線はトレーダーなら誰でも知っているメジャーなインジケーターです。MT4・MT5から移動平均線を引きたいチャートを開き、表示からナビゲーターを選択します。
ナビゲーターを開くとメニューが表示されるので、インジケーターからトレンドを表示させて最後にMoving Averageをダブルクリックしてください。
クリックすると3つの設定ができます。
表示させる期間
基本的に短期・中期・長期の3パターンに分類されます。
短期移動平均線 | 5・7・10・14・25など1ヵ月以内 |
中期移動平均線 | 50・75など2~3ヵ月 |
長期移動平均線 | 100・200など半年以上 |
移動平均線の種類
移動平均線には4種類あります。
SMA単純移動平均線 | 最もポピュラー。指定期間の終値を平均した線。 値動きの激しい時間でも影響を受けずにトレンド方向を判断できる |
EMA指数移動平均線 | 最も使用されている。直近価格を2倍にし合計して期間で割る 直近価格に影響を受けるのでトレンドの転換を早めに確認できる |
SMMA平滑移動平均 | EMA指数移動平均線をより高性能にしたもの 動きが緩やかになっている |
LWMA線形加重移動平均 | 直近の値×最大割合。対象期間を遡るごとに割合を下げて計算。 |
スタイル:線の色
これは自分の好みに合わせて設定しましょう。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドではトレンドの相場分析をします。分かりやすくチャート上に形成されるので、初心者でも読み取ることができるはずです。かなり重要な情報なので早めにマスターしておきましょう。
ナビゲーターを開くとメニューが表示されるので、インジケーターからトレンドを表示させて最後にBolinger Bandsをダブルクリックしてください。
ボリンジャーバンドをつけると、チャートの上下限に線が引かれており、中央にも線が引かれます。
ボリンジャーバンドの上下限が狭くなっている状態のとき取引量が少ない状態を示します。そして取引量が増えてトレンドが形成されると、ボリンジャーバンドの上か下の線にチャートが張り付く状態になります。この状態がトレンドになります。ボリンジャーバンドはトレンドの状態を察知できるツールです。
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