海外FXのXMで利益が確定すれば、確定申告で税金を納める必要があります。必要な節税方法について紹介、解説します。FXトレードをする場合、「FXで利益を出すために必要なものすべて」が経費として計上できます。FXで利益を上げるには多くの苦労が必要です。そして、その得た利益から税金を納めなければならないのです。家賃やパソコン等を経費として計上し、課税対象額を減らせば納める税金を低く抑えることができるのです。
FXで経費になるもの一覧
FXトレードをする場合、「FXで利益を出すために必要なものすべて」が経費として計上できます。税金対策になるものを一覧にしてみました。損失と利益で損益計算をしてプラスになると雑所得として国税庁から課税されますので確定申告の作成が必要です。給与所得があればそれも加味されます。所得税や住民税など大変ですから節税対策として書類提出をして運営の経費にできるものをまとめました。個人事業主かサラリーマンによっても変わります。
書籍代
FXに関する情報を集めるための本や電子書籍などの費用は経費になります。「FX」と書いていない本だとしても、時事ニュースや国際経済に関する書籍も経費計上できます。
トレードに関する有料サイト
有料メルマガや有料会員サイトの費用も当然経費になります。これも書籍と同じで関係ない有料メルマガだとしても、こじつけができるのであれば必要経費に算入できます。
トレードに関するセミナー参加費用
セミナーもFXトレードのためのものは必要経費です。書籍と同じで関係ないセミナーだとしても、こじつけができるのであれば必要経費に算入できます。
新聞代
新聞代は世界経済も、日本の経済情報も入手するツールなので問題なく経費になります。
インターネット回線料金
FXはインターネット通信を前提にしているので、プロバイダー料金も経費になります。
携帯電話料金
電話料金・携帯電話料金も、必要経費になります。ただし、「日常の電話料金も利用しているならその分は経費にならない。」と考えるのが税務上は一般的です。
パソコンや周辺機器の購入費用
FXトレードで使っているノートパソコン・パソコンの購入費用や修理などのメンテナンス費用、バッテリーやメモリーなどの費用なども必要経費になります。FXトレードをするノートパソコン・パソコンで、プリンターやスキャナー、キーボード、マウスなども経費になります。
家賃
家でFXトレードをするのであれば、その家賃代の一部も必要経費ということになります。家賃の場合、そこに住んで生活している場合、全額が経費ということにはなりません。居住空間のどのくらいをFXトレードの部屋が占めるのか？で適用割合が変わってきます。
光熱費
FXトレードをするためのパソコンにも電気が必要なので、光熱費も生活に関するものを除けば、それは経費になります。
家具、文具・事務用品
FXトレードをするためのオフィス用家具の机やイスなどは経費になります。生活用空間のソファーなどは経費にならないので注意が必要です。
掃除機、トイレ用品
トレードをする部屋を掃除するための掃除機だって経費になる可能性があります。
テレビ
トレード用の情報収集のためのテレビであれば、経費として計上できます。リビングに置いてあるバラエティやドラマを見るためのテレビでは経費として認められない可能性があります。
交通費
セミナーに出席するための交通費、書籍を買いに行くための交通費、FX仲間と情報交換に行くための交通費などは経費です。電車代、タクシー代も経費なのです。経費計上を確実にするためには、そのときの交通費を利用した理由を残しておくと良いでしょう。
語学習得費用
FXで海外のニュース情報を理解するために外国語の習得が必要であれば、外国語の費用でも、経費になります。
交際費
FX仲間と情報交換のために居酒屋で飲みに行くのであれば、それは必要経費です。かりに重要な情報を入手するためにキャバクラで接待をするとしても、それは経費になるのです。
海外送金手数料
外国FXの口座に入金するときに発生する海外送金手数料は明確な経費です。
ソフトウェア費用
分析するためにエクセルが必要だったり、セキュリティのためのセキュリティソフトだったり、これも必要経費になります。
経費は自分の判断で決定できる
最終的にどこまでが経費として認められるかを決めるのは税務署ですが、どこまでを経費として申告するかは自己の判断です。その経費がFX取引で必要なものかどうかを考えましょう。経費になるかどうかは、使用したお金がFX取引に関係しているか、あるいは利益に寄与しているかによって決まります。自分が経費だと思った費用は、税務署に対して証明し認めてもらうために、必ず領収書を残しておきましょう。
極端な経費
自身が経費だと考えていても、必ず経費と認められるとは限りません。FX取引に必要であったことを合理的に説明できるかが重要です。取引をするにあたって、情報収集のために書籍、新聞、雑誌などを利用することはとても重要ですので、その購入代金は経費計上できます。ただし、これを拡大解釈して、常識的に考えてFXと直接関係のないものまで含めてしまうと問題が起こります。
FXで経費計上できないもの
XMのトレードとほとんど関係ない水道代や車関係の費用、衣服の購入費などは経費に入れるのが難しいです。さらにいえば旅行費用であったり、資格試験の費用などはどうみてもFXと結びつけること自体が難しくなります。旅行はセミナーなどに参加しているのであれば経費にできる可能性がありますが、それを裏付ける証拠がない場合は税務署に疑われることになります。
無申告でばれない方法
無申告でばれない方法はほぼありません。年間利益がわずかな人であれば、無申告でも税務署が来ない可能性があります。ただ、そこそこ利益を上げられている人であれば、無申告が続けば税務署の監査が入る可能性があります。税務署は、無申告ですぐに来る訳ではなく、数年ほど無申告の人を泳がせておいて、無申告の期間がある程度貯まってから監査に来ます。
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