トレードをする際に気を付けなければならないのが経済指標と政治です。FX取引で特定の日の時間で値が激しく変動する場面があります。これは経済指標と呼ばれる発表がそのタイミングで行われているからです。経済指標の発表タイミングは価格が変動しやすく、発表内容によっては想像以上の値動きをする場合もあります。そのため、初心者は時間に気を付けていかなければなりません。
経済指標カレンダー
XM公式サイトにはおすすめの経済指標カレンダーと言うものがあります。日本語版しかありませんが、参考になると思います。このカレンダーを使うことによって重要イベントが事前にわかるため、時間になったらトレードをやめると言う対処ができるのです。為替市場取引は海外のイベントに注意が必要です。必要に応じて事前に出金する、新規エントリーは控える、最大レバレッジを下げるなど対応しましょう。トレードでFXの専用のカレンダーがあるXMは見方もシンプルで分かりやすいです。指標はの見方は日本時間などで表示が可能です。
時間
表示言語に応じた時間帯が表示されます。
時間帯を変更したい場合は、画面右上の表示言語を変更するか、経済指標カレンダー右上の「現在の時刻」のプルダウンから任意の国の標準時間に設定することが可能です。
通貨
対応した国の国旗と略称(通貨の通称)が表示されます。市場において通貨は重要です。特に米ドルの影響力はとても大きいです。利益を出せるかどうかにも関わってきます。
重要性
XMだと「1」が重要性の低い指標、「3」が強い重要性のある資料という意味です。XMのロゴマークで3段階の重要度に分かれています。大きければ大きいほど、市場への影響度が強いです、しかし証拠金がマイナスの場合、ゼロカットシステムが採用されます。
指標
経済指標の名称が表示されます。指標名をクリックすると詳細画面が表示されます。指標が大きいほど利益も出しやすく、損失も出しやすくなります。指標が大きいと、運営側でレバレッジ制限することがあります。
実際
経済発表時の実際の数字です。インパクトの大きさを示し、投資の状況に影響を与えます。米国の雇用統計が最も影響が大きく、ロスカットリスクもあります。プラットフォームで毎月、種類やデータは便利に見れるので該当する指標を有効に取得して使いみましょう。主要な消費者物価指数や政策金利など同時に見れます。
予想
金融機関・市場関係者などが事前に発表した数値です。この値より実際の発表値がどう違うかで相場は動きます。チャートを学ぶことにより、pipsの値動きを予想するうえで役に立ちます。残高からしっかり自身で有利にトレードするための戦略を立てます。基礎は自動売買でもデモ口座の機能でもなくレートを予測する力です。
前回
前回の実際のリアルの発表値です。改定があると黄色い〇が表示されます。複数の情報をまとめてページで見れます。EAなどのトレードで活用しましょう。ニュースの発表の前後の時間を迎えたら注目です。見やすくPCでもアプリでも使えます。発注するさい独自の最新情報を目的に応じてチェックしましょう。売りでも買いでもチェックしましょう。
フィルター
注意点として通常は各国の指標情報がすべて表示されていますが、フィルターでタイプで絞り込み検索を行うことができます。ボーナスや資金を使ってポジションを発生させたいタイミングを図るためにツールを使ってみましょう。公式ではサポートもホームから無料で行い提供されており行っていますので問い合わせをして活用してみましょう。
政治
トレーダーは経済指標だけ気を付けていればいいわけではありません。政治もトレードにかなり大きな影響を与えます。ある国がいつ核実験やミサイルを撃つのか、ある大統領がいつ突拍子もないことを言い出すのか、世界に蔓延するウイルスのようなものは予測がしづらく、相場の荒れ方も尋常ではありません。
重要な発表、動きであればあるほど値が大いに動く可能性があり、一部の経済指標だとドル円で1円以上も値が動くこともあります。
トレーダーは経済指標だけでなく、政治についても随時動きを追っていかなければなりません。
併せて確認しよう
経済指標でおこる事象
重大な経済指標である、政策金利や政治イベントなどがあると、以下のような事象が起こりますので、よほど慣れていないトレーダーの場合はトレードをせず、静観しておくことを推奨します。以下の記事でも紹介していますが、特にアメリカの経済指標はかなり注意です。
スプレッドが広がる
経済指標のタイミングとなると、重要性が高いものであればあるほど、スプレッドがとても広がってしまいます。そのため、含み損になりやすいため、かなり慣れていないと上手くいかない傾向にありますので、最初は特にエントリーしないことを推奨します。非常に動くのですがこのタイミングを狙ってスキャルピングなどをすると禁止事項に抵触し、口座凍結の可能性があります。
約定拒否、スリッページ
経済指標のタイミングになると、たくさんの注文が一斉に入ってしまうため、自分の注文が拒否されたり、スリッページが起こりやすくなります。そのため、エントリータイミングがずれてしまうことも多いですから、慣れていないとかなり苦戦することが予想されます。金融政策は特に影響が大きいので、急激に動くため知識が必須です。
値動きが激しい
基本的に経済指標のときは値動きが極めて不安定で激しくなってしまいますので、かなり怖いと思うトレーダーは多いでしょう。普段やっているロットよりも大きく落としてトレードをしないと、逆行した時にあっという間に全額欠損してしまいますので、慎重にやりましょう。サーバーの問題で決済、判断に影響が出ることがあります。スワップポイントなども加味しましょう。
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