FXをやっていると、どの通貨ペアでやった方が勝ちやすいのか、気になる人は多いと思います。特にトレードにまだ慣れていない方ほど、悩むことが多いでしょう。そこでクロス円とドルストレートどちらがいいのかを説明します。
クロス円とは?
クロス円とはユーロ円、ポンド円、豪ドル円、スイスフラン円など、米ドル以外の対円の為替レートのことです。ここでポイントになるのはドル円であるUSD/JPYは除外されます。クロス円の為替レートは米ドル通貨の掛け算で算出されます。
ドルストレートとは?
円を含まないドルの通貨ペアはドルストレートと呼ばれています。ユーロドルやポンドドルがそれにあたります。クロス円との差は何かというと、クロス円は対円の通貨ペアであり、ドルストレートの場合は対円ではない通貨ペアということになります。
どちらがいいのか?
クロス円とドルストレート、どちらがいいのでしょうか?結論から言うと、どちらでもよいです。どちらにも特徴があり、癖を持っていますので、自分が実際にやって未定どちらがいいのかを決めるのが一番良いと思います。ではそれぞれの持っている値動きの特徴を説明します。
ドルストレートの特徴
まずはドルストレートの特徴を説明します。ドルストレートとはEUR/USDやGBP/USDを指します。
値動きが安定
ドルストレートの最大の特徴は取引量が多いことが挙げられます。EUR/USDやGBP/USDは世界トップの取引量を誇ります。これは逆に言えば安定することを意味するのです。アメリカドルが絡む通貨というのは取引数量がとても多いため、値動きが行ったり来たりになりがちです。そのため極端なトレンドが生まれにくく、大儲けもしなければ大損もしにくいです。
値動きが素直
ドルストレートは取引量が多いこともあり、値動きに癖が少ないのが特徴です。また、EUR/USDやGBP/USDは世界トップの取引量を誇りますので他の通貨ペアとの影響が少ないため、相対的な動きを気にしなくていいケースが多いです。つまりEUR/USDやGBP/USDはそれだけ見ていればいいので、1点集中型の方にお勧めです。
クロス円の特徴
これに対してクロス円には以下のような特徴があります。
トレンドが生まれやすい
クロス円の場合はEUR/USDやGBP/USDと比べると、取引量が少ないです。これはつまり他の通貨ペアとの相対的な影響を受けやすく、トレンドが生まれやすいです。トレンドフォロワーにはクロス円はお勧めです。とくにGBP/JPYは良く動きますので投機通貨ペアとも呼ばれています。
値動きが難しい
クロス円の通貨は基軸通貨であるアメリカドルのドルストレート通貨ペアを計算させてできていることが特徴としてあります。つまりたとえばユーロ円の強さを確認する場合はユーロドルとドル円を見なければなりません。ユーロ円の強さはEUR/USD×USD/JPYで決まります。そのため他の通貨ペアも注意してみなければなりません。
XMはおすすめ
XMは元来スプレッドが広すぎるFX会社として知られていました。しかしこれはつい最近までの話です。いまはKIWAMI口座という口座タイプが登場しています。スプレッドがとても狭く、トレードにとても適しています。そのためこの口座タイプはとてもお勧めです。特にポンドでトレードする方は極めてスプレッドが狭いため、おすすめします。
KIWAMI | Standard | Zero | |
USDJPY | 0.7pips | 1.6pips | 1.1pips |
EURUSD | 0.7pips | 1.7pips | 1.1pips |
GBPUSD | 0.7pips | 2.1pips | 1.2pips |
AUDUSD | 0.9pips | 1.8pips | 1.4pips |
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