MT4/MT5のアラート機能とは、設定した価格に到達した際にメールなどで通知が送られる機能です。XMでトレードしてしている人はMT4/MT5いずれかを使っていると思いますが、24時間常に時間があるわけではありません。外出中や別の作業をしている際に、アラートを活用することで、急激な相場変動があった場合でもすぐに対応できるので、忙しい人にぜひ活用してもらいたい機能になります。
アラート機能のメリット
アラート機能を使えば24時間チャートに張り付く必要がありません。指定のレートや指定の時間になれば、お知らせしてくれるからです。通勤中・仕事中といったシーンではFXのことばかり考えていられないです。アラート(アラーム)機能ならチャートを見守ってくれるから、お知らせが届いた時にサッとトレードを進められます。
Mアラート機能設定方法
アラート設定を行うのはとても簡単です。
ターミナルウィンドウの「アラーム設定」をクリック
画面下ターミナルウィンドウの「アラーム設定」タブにて詳細を変更できます。ターミナルウィンドウが表示されていない場合は、「表示」メニュー→「ターミナル」をクリックします。
アラームを作成
「アラーム設定」タブ上で右クリック→「作成」をクリックします。この場所では今後設定したアラート(アラーム)の一覧が表示され、「修正」「削除」「有効/無効」も可能です。
アラーム設定を入力
「アラーム設定」の詳細画面が表示されます。「有効にする」にチェックを入れ、設定項目を入力していきましょう。設定後に「テスト」をクリックすると警告音を確認できます。問題なければ「OK」をクリックし、アラート(アラーム)設定を完了しましょう。
アクション指定
アラートの内容を設定します。
Sound:アラーム音を鳴らす
File:ファイルを実行する
Mail:メールを送信する
Notification:スマホアプリにプッシュ通信する
有効期限
アラート設定の有効期限を指定
通貨ペア
通貨ペアの指定
条件
アラートが作動する条件を指定
Bid < :Bidが〇〇未満になったらアラート Bid > :Bidが〇〇を超えたらアラート
Ask < :Askが〇〇未満になったらアラート Ask > :Askが〇〇を超えたらアラート
Time = :〇〇という時間になったらアラート
価格
アラートが作動する価格を指定
ソース
アクションごとのパラメータを設定。「ソース」では、「アクション指定」のアクション別にファイルや情報を設定できます。
間隔設定
アラートの作動間隔を指定
最大反復数
アラートの作動回数を指定
MT4・MT5アプリからプッシュ通知
プッシュ通知とは、MT4・MT5で指定したレートに到達したらスマホのMT4もしくはMT5へ通知することです。スマホアプリからプッシュ通知を受け取る方法の手順は以下の3つです。
スマホアプリのプッシュ通知を有効化
まずは、MT4/MT5アプリのプッシュ通知を有効化します。「設定」→「通知」→「MetaTrader4/MetaTrader5」の順で進んで、通知の設定画面が表示されるので、通知をONにしてください。
スマホアプリでMetaQuotes IDを取得
プッシュ通知の有効化が完了したら、MT4/MT5アプリを開きます。スマホでプッシュ通知を受け取るためには、「MetaQuotes ID」を取得しなければなりません。
iPhoneの場合は、「設定」⇨「チャットとメッセージ」で、画面下に表示されている「MetaQuotes ID」をメモまたはコピーしておきます。
Androidの場合は、「メニューアイコン」⇨「メッセージ」で、画面上に表示されている「MetaQuotes ID」をメモまたはコピーしておきます。
MT4/MT5で通知機能を有効化
最後は、パソコンのMT4/MT5を使って設定していきます。メニューバーの「ツール」→「オプション」を選択してください。通知機能タブで、「プッシュ通知機能を有効にする」と「トレード処理を通知する」にチェックを入れます。その下にある「MetaQuotes ID」に先ほど取得したMetaQuotes IDを入力して、「テスト」をクリックしてみてください。プッシュ通知設定に問題がなければ、スマホのロック画面やホーム画面にテスト用プッシュ通知が表示されます。
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