FIX APIというものをご存じでしょうか?FX会社の中ではこのツールを提供しているブローカーがかなり多くいます。もとは株式取引に使われていたようですが、いまや為替トレーダーでも使う方が増えているため、使いたい方は実際に使って見るといいでしょう。
FIX APIとは?
FIXはFinancial Information eXchangeの略になり電子的な金融取引に使われるプロトコルになります。プログラミングについての専門知識や開発環境を構築できる方におすすめなのがこの機能になります。これは株やFXトレーダーが使っているケースが多く、大口トレーダーが使う傾向があります。電子取引をしたい方にはお勧めになります。システムトレードをやりたい場合などはこのツールがおすすめになります。
プログラマーにおすすめ
FIXはプログラム言語の縛りなくトレードソフトの開発が可能です。システムトレードをやりたい場合、プログラム言語は自由に選び開発することができます。世界標準のプロトコルで市場に注文を出せるというメリットがあります。
自由に開発
システムトレードをやりたい場合、MT4だとMQLで作るなどの制約があります。プラットフォームと言語の縛りがどうしてもあるのですが、FIXはそれがないのがメリットになるのです。プラットフォームに依存しないということです。
トレードソフト作成
このFIXを使うことでトレードソフトを作成することができます。トレードに興味がある技術者の場合はぜひ申し込みしてみることをお勧めします。また技術者が勉強代わりに使ってみることもお勧めします。一般的にソフトを使う場合はQuickFIXなどライブラリを使って開発をする方が簡単です。
cTraderなどにおすすめ
cTraderはHFMでは対応していませんが、このFIX APIを使いたいユーザーはcTraderアカウントと連携させることが一般的です。FIX APIを使って、cTrader口座で取引をすることができるのです。FIXの基本的な仕組みはFIX APIを使ってcTraderサーバーとやりとりする形になります。そのためFXブローカーによって対応が変わるということも、仕様が変わるということもないので、とても便利になります。
FIX API申し込み
FIX APIの申し込みはホームページから可能です。「プラットフォーム」から「FIX API」をクリックしてください。
トレーディングAPI | ラピッドトレーダー FIX API プラットフォーム | HFM
Source : HFM
必要情報を書いて送信します。FIX/API口座の最低入金額は200,000 USDと規定されているため、ここには注意が必要です。口座残高が200,000 USD未満になる一部出金が制限されます。
Source : HFM
無料口座開設
HFMでFIXを使う場合は口座も開設しなければなりません。以下の記事で口座開設の方法についても解説していますので参考にしてみてください。
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