FXではやるときに答えとして何かインディケーター的を使う人は?多くいるかもしれません。その中でもとても有名なのが移動平均線です。移動平均線はとてもメジャーなインディケーターなので、使っている人もいますが、実際は使っていない人もたくさんいるのです。
移動平均線とは?
移動平均線とは一定期間の価格の平均を結んだものです。移動平均線は、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドのように、相場を読み取ることができるツールですので、初心者にも愛用される傾向があります。最も基本的な移動平均線は単純に一定期間の価格の平均値を出して結んだ単純移動平均線とよばれるものです。。単純移動平均線は、一定期間の終値の平均値を結んで求めます。以下がサンプルになります。青い線が移動平均線となり、相場が上方向なのか、下方向なのかを知らせてくれるのです。
Source : Tradingview
また移動平均線には期間設定ができます。短期・中期・長期の期間設定が可能になっており、それはMT4やMT5でも設定ができます。
- 短期移動平均線:5日・10日・14日・15日・20日・21日
- 中期移動平均線:50日・60日・75日
- 長期移動平均線:100日・200日
ちなみに最大の200日というのは為替の営業日の1年分となるため、長期目線でトレンドが上か下かがわかるため、設定する方が多いです。外国為替は土日が休みですので、1年は365日ではありません。ちなみに移動平均線には、全部で3種類あるので目的に合わせて使い分けましょう。
単純移動平均線(SMA)
SMAと呼ばれており為替レートを単純に平均しただけの指標です。
加重移動平均線(WMA)
直近のレートに比重をおいて平均値を計算します。単純平均よりも感度が高いのが特徴です。単純移動平均よりも、直近の価格に重点を置いた分析ができるようにしています。
指数平滑移動平均線(EMA)
直近の価格を2倍にして計算したものです。5日EMAの場合、5日目の価格を2倍にして合計し、5で割ったものです。WMAよりも相場の急変に対する感度が改善されています。
移動平均線がいらない理由
移動平均線は便利なツールではあるものの、移動平均線自体要らないと主張するトレーダーも多くいます。これには以下のような根拠があります。もちろんこのインディケーターが必要か不要かに対して正解はありませんので、最終的には個人の好みに左右されるでしょう。実際に見てやった時、同じ知識や認識があればこんな情報は要らないと言う方もいます。重要のテクニカル分析は重要ですが今は本当に自身のスタイルで勝負したほうが良いです。勝てるために考えることは思った以上に単純です。大きく勝率を上げるための存在として移動平均線を使うならOKです。
チャートが見づらい
インディケーターオタクになってしまうと、インディケーターをチャートに置きまくるのが仕事になってしまう方がいます。この場合はあまりおすすめしません。というのもあまりにもチャートが見にくくなってしまうので、どこでエントリーしたらいいのか訳が分からなくなり混乱してしまうケースがとても多いからです。市場でローソク足をたくさん見ているとインディケータがうざくなります。専業だとシンプルに予想しますしこれらのカテゴリは邪魔にもなります。結果として勝てる状況なら考え方として必須ではありません。
補助的ツール
移動平均線というのはそもそも補助輪でしかありません。その前に前提として相場の方向感を知る必要があります。相場の方向感さえ分かってないと、どんな補助輪を使っても負けるわけです。まずはそもそもインディケーターを使う前に相場がどうなっているのかを日足や週足で確認する作業が必須です。
ダマシが多い
インディケーターを使うと、ダマシに合うことが多いとも言われています。移動平均線でゴールデンクロスになったら買い、デッドクロスは売りなんて言われていますが、投資に100%はありません。インディケーターを使うことでかえってつられてしまい、負けてしまうケースが多くあります。それがゆえに使わない人が多いです。
迷いが生じやすい
移動平均線にもいろいろなタイプがありますが、これらを使うことでまるでほとんどの局面がチャンスのように見えてしまいます。それによってエントリーするかどうかを迷ってしまい、かえって混乱してしまうケースが多いです。目にみえるから欲しいと思って使っても、追加して見やすくなるとは限りません。答えはないので少し迷いがあるならこんなものを今回は使わないと言う手もあります。
FXGTでは無料で口座開設可能
FXGTでは為替相場はもちろんのこと、株、仮想通貨も取り扱っています。口座開設は無料でしかもすぐにできますので、おすすめです。以下の記事で紹介していますので、こちらもご覧ください。
コメント