FX取引はユーロドルに比べて、ポンドドルは中でもトレード特徴でボラが高いのでスキャルピング手法の難易度が少し上がってきます。それは簡単で、ポンドが絡む通貨ペアは値動きが荒くなりやすいためです。もしポンドドルでスキャルピングをしたい方は以下の内容に注意をするようにしましょう。
ポンドドルの特徴
ポンドドルはユーロドルよりもややスキャルピングをするにあたっては難易度が上がります。それは以下のような理由があります。米ドルやユーロと比べると攻略が難しいと言われ専業が難しいとされます。ボラティリティの影響で資金の損切りを余儀なくされる方も多く、時間帯によっては損失も大きいです。投資にはチャンスもありますので判断が重要。状況によりルールをつくってポジションの方向を見てすぐに結果を出す必要があります。1分足のナンピンなどは危険ですのでやめましょう。
取引量世界3位
ユーロドルはポンドドル、ドル円と並んで世界で最も人気で取引量の多い通貨ペアです。ポンドドルは取引量がとても多いことから、ポンド円やポンド豪ドルなどと比べると、とても値動きが安定しやすいです。ポンドは投機通貨と呼ばれ、トレンドが発生しやすいのですが、その一方でポンドドルの場合は取引量がとても多いことから、一方的な動きが起ころうとすると、支えようとする反作用が働きやすいです。それがゆえに値動きは安定します。
ユーロドルより値動きが荒い
ポンドドルの場合はユーロドルよりも値動きが極端に動きやすいため、あまり初心者向けとは言えないかもしれません。1970年から2023年までの月足チャートですが、1.2から2.6まで変動しています。
Source : Tradingview
これに対してユーロドルのほうは0.6から1.6ですので、変動幅がポンドドルよりも小さいことがわかるでしょう。そのため、安全にトレードしたい場合はユーロドルのほうがいいということになります。
Source : Tradingview
アジア時間は動かない
ポンドドルはアジア時間は動きません。ポンドとアメリカドルのペアですから、アジア時間に動く理由がないのです。メインイベントはロンドン市場からニューヨーク市場までの間です。政策金利や失業率、さらには政治イベントによって大変動を起こす可能性があります。そのため、アジア時間と欧州時間では値動きの質が全く違いますので注意です。
ポンドドルはスキャルピングに向いている?
ポンドドルはスキャルピングに向いていると言われています。その理由が以下になります。
トレンドが起こりにくい
ポンドドルはトレンドが生まれにくいです。これは上記でも説明したように、ポンドドルは取引量がとても多いため、一方的に動く動きを見せると、反発する作用が大きく働いて支える力が動きやすいためです。それがゆえにトレンドが起こらず、安定した値動きを期待できますので、スキャルピング荷もとても適している通貨ペアなのです。しかしユーロドルに比べると、値動きは少し荒いので初心者向けとは言えません。少し慣れてからトレードがおすすめです。
ポンド円とポンドドルの違い
ポンド円は日本の個人トレーダーに人気がある一方、ヘッジファンドや実需取引においては、マイナーな通貨であるため、取引量がすくないため、トレンドがとても起こりやすく、スキャルピングよりはトレンドフォロー戦略のほうが向いています。大きなトレンドが起こることにより大きな値幅を狙うことができるからです。これに対してポンドドルは取引量がとても多いため、価格が安定しやすい傾向にあります。
アジア時間がねらい目
ポンドドルは取引量がとても多いですが、それは欧州時間以降の話です。アジア時間ではとても静かで、レンジになっていることがほとんど。東京市場の終了まではボラティリティが低く、方向感のない値動きが続きます。10pips程度の値幅を狙う場合はアジア時間がおすすめです。勿論相場において、最高値と最安値が明確になっている時の相場でないとトレードはお勧めしません。エントリーポイントが読めないからです。
スプレッドが狭い
ユーロドル、ドル円、ポンドドルはスプレッドがとても狭いです。買値と売値の差が1.0pips以内で収まるケースが大半で、とてもスキャルピングに向いています。スキャルピングはエントリーしてから数秒で決済することが多いため、スプレッドの狭さは一番大事です。
スキャルピングのエントリータイミング
スキャルピングのエントリータイミングは以下のようなポイントを抑えれば安全に戦うことができるため、勝率が上がります。
レンジ相場
日足や4時間、8時間足を見てみましょう。レンジ相場になっているかどうかがポイントです。もしトレンド相場になっている場合はスキャルピングはやめてトレンドフォローをした方がいいです。レンジ相場は長期足でできるだけ確認をしてください。短期足の場合はダマシになりやすいからです。また上記でも説明した通り、アジア時間はレンジになりやすく、欧州時間はトレンドが起こりやすいので、その点も注意です。
エントリータイミング
エントリータイミングは最高値で売り、最安値で買いを入れるのが鉄則でしょう。この最高値、最安値をブレイクしたら、トレンドになる可能性が高いので耐えず、損切をしましょう。レンジ相場の終わりを意味するケースが多いからです。10pipsくらい利益が出たら、利確するのがいいでしょう。ポンドドルは行ったら戻ってきてしまう確率が高いからです。
Source : Tradingview
Exnessはスキャルピング向け
Exnessはスキャルピング向けです。それはスプレッドが極めて狭いからです。そのため、スキャルピングがいい方はぜひExnessで登録をしてトレードをしてみましょう。口座開設は無料ですので、以下の記事を参考に開設をしてみてください。
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