Exness(エクスネス)では全部で5種類の口座タイプ(スタンダード,プロ,ゼロ,ロースプレッド)が提供されており、特徴や取引でおすすめを解説します。それぞれの口座タイプで違いがあります。特に初めてExnessでトレードをする方や、これからExnessにアカウントを開設しようと考えている人は、ぜひこの記事を読んでもらいたいです。Exnessが提供している5種類の口座タイプには、ユーザーに合わせて様々な特徴があります。
Exnessの口座タイプ一覧
Exnessの口座タイプの特徴を一覧表示しました。Exnessは全ての口座でボーナスがありません。レバレッジも全ての口座で統一されています。基本的にはスプレッドで判断するのが良いと思います。証拠金設定は0%までトレードができますのでハイリスクなトレードが可能です。ロスカット水準は100%欠損時に発生します。エクスネスは異なる全5種類の口座タイプがあり、詳細の条件は以下の表を参考にしてみてください。リクオート(約定拒否)などは発生しません。
Standard | Cent | Pro | Low Spread | Zero | |
注文方式 | STP | STP | STP | ECN | ECN |
FX通貨ペア | 119 | 119 | 119 | 82 | 82 |
CFD通貨ペア | 50 | 50 | 51 | 41 | 43 |
入金額 | 10$ | 10$ | 10$ | 10$ | 10$ |
1ロット | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
レバレッジ | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 |
スプレッド | 広い | 広い | 普通 | 狭い | 狭い |
取引手数料 | 無し | 無し | 無し | 7$ | 4$ |
ロスカット | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
最小取引量 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
マージンコール | 60% | 60% | 30% | 30% | 30% |
ボーナス | × | × | × | × | × |
スタンダード口座は最もベーシックな口座タイプ
現在スタンダード口座は、一般的なスペックを持った口座となっています。Exness初心者やFX初心者におすすめの口座です。最も業界でも共通でよくありがちな口座タイプで最も標準な口座で初回の口座開設ではほとんどのユーザーがスタンダード口座を選択します。少ない資金でもトレードが可能で、時間帯によってはスプレッドが広がるときがあります。金融商品もたくさん取り扱っています。主要キャンペーンに対応していますが、ほとんどExnessではボーナスはありません。
取引銘柄が多い
使える市場の取引銘柄数の対象は非常に多く、このすべてをスタンダード口座で利用可能。サービスではFX通貨ペアや貴金属、仮想通貨、エネルギー、株価指数、インデックスなど豊富な種類があるので、色々なトレーダーにおすすめです。残高がマイナスとなった場合、ゼロカットが施行されますので安全です。
スプレッドは広い
スプレッドは他のFX会社に比べてやや広めとなっています。スキャルピングを主体とするトレーダーには不向きの口座タイプです。成行、指値、逆指値の注文が可能で、スプレッドの狭い一部の他の口座では片道、合計で相当の取引手数料が固定でかかります。時間があるときに各タイプを確認しましょう。金融商品も豊富でツールもMTに対応しています。
セント口座は少額取引向け口座
スタンダードセント口座は、通常の100分の1で取引を行える少額運用向けの口座です。デモトレード感覚でトレードを学びたい方や、EAを少額から利用したい方に利用価値のある口座です。スプレッドが広めですが、USD/JPYなど狭いpipsでトレードができます。損失を出しても通貨単位が小さいため抑えることが可能です。メジャー通貨を抑えており、残高が少なくても初心者には最適のトレードが可能です。バランスの良い口座タイプとなります。
取引プラットフォームはMT4
スタンダードセント口座ではMT5の利用ができません。そのため画面ではMT4だけしか使うことができませんので注意が必要です。ドルなどのメジャー通貨など商品は上位の有名なものに限り取引は可能ですが、スプレッドなどは他と異なり、狭いスプレッドで勝負ができます。リスクが低いですので初心者におすすめ。加えて平均して取扱の銘柄も多いのでおすすめ。マーケットで金融商品を好きなだけトレードできます。
スタンダード口座の簡易版
セント口座はスタンダード口座の簡易版の口座タイプになります。この口座は取引手数料や口座維持費が無料で隠れコストもなく、通常のロットよりも更に小さいセントロットの最小単位での低リスクのお取り引きを始められます。実質、運営会社では1日取引可能で大きく活用して資金を使えますので心配いりません。metatraderでお客様はどんどんレートで発注および執行ができます。いずれ損益がプラスになれば他の口座を試せます。
プロ口座
プロ口座とは、唯一Instant Execution(即時約定)という方法を採用しています。トレーダーの注文をいったん決済した上で、カバー注文を行います。ほとんどスリッページが起こらないという点が特徴となっています。そのため口座はトレード上級者向けになります。USD、EURやGBP、AUDなども狭いスプレッドでトレードが可能。徹底した低スプレッド基準の安定した口座です。全ての口座で追証もなしですし、マイナーペアでもトレードが可能。個人投資家向けの口座タイプです。
スプレッドが狭い
プロ口座は他の口座タイプに比べると、スプレッドが狭いです。それだけではありません。その上、手数料も無料となっているので、コストパフォーマンスがよい取引が可能になっています。カテゴリーが多く個人での選び方としてはまずはボラティリティの少ないものがおすすめ。数量はすくなめに要求しましょう。デイトレードでは金額を失うリスクはあります。
豊富な銘柄
取引金融商品も、外国為替、株式、貴金属、仮想通貨、エネルギー、インデックス(指数)等と豊富で、FXだけでなく様々な投資にも機能充実のプロ仕様をご利用いただけます。
ロースプレッド口座
ロースプレッド口座は低スプレッドが最大の売りで、スキャルピングを主体とするトレーダーにおすすめです。全体的な取引コストを最小限に抑えたい方に、特におすすめの口座タイプです。FXはもちろんのこと、金やビットコインや原油などの様々な幅広い金融商品でトレード可能です。ドル円、ユーロ、ポンド、豪ドル、CFDなどかなり利用可能な銘柄が充実しています。初期トレーダーにもおすすめで標準の短期トレード手法にとても合っています。
スプレッドが狭い
ロースプレッド口座の場合、かなりスプレッド幅が狭くなっており、スキャルピングトレードなどしやすい環境となっています。ただ、ロースプレッド口座の場合は往復で$7の取引手数料がかかります。手数料がかかることは覚えておきましょう。
スリッページが起きる可能性
ロースプレッド口座のデメリットは、特有の即時約定方式ではないということ。急な価格変動時などには、稀にスリッページが起きる可能性があり、デメリットが全くないわけではありません。
ゼロ口座
ゼロ口座とは、ロースプレッド口座と同じように取引にかかる手数料が安くなっている点が特徴です。ゼロ口座はスプレッドなしのゼロスプレッドからのお取り引きが可能です。この口座タイプもスキャルピングを主体とするトレーダーに向いています。GBPUSD、EURUSDのメジャー通貨はもちろん、CADやCHFなどのスイングトレード向けにも対応しています。最も評価の高い口座タイプとなり、高額資金でトレードする人も多いです。
スプレッドがほぼ0
ゼロ口座とは、その名の通りスプレッドが取引期間の95%で0になっている口座です。ゼロ口座は決められた30の銘柄のみほぼ0のスプレッドになっているのです。ただし往復0.2ドルの手数料は必要になるため、その点を注意しておきましょう。
最低入金額は,000
Exnessの最低入金額は、$1,000となっています。スタンダード口座は最低10ドルからとなっているので、それと比べるとある程度の資金が必要になります。
口座タイプはどれがおすすめ?
それでは本題になりますが、口座タイプはどれがおすすめなのでしょうか?これは用途によって答えが変わってきます。上記口座タイプの共通点としてはスワップポイントが発生しますので気を付けましょう。管理をするとしたらバランスの良い口座タイプが理想です。中級者になると2種類以上の口座を運用する人もいますので有利に運用できることもあります。最適なスタイルでトレードがベストです。
初心者の場合
Exnessの利用が初めてのトレーダーである場合、おすすめなのはスタンダード口座になります。スタンダード口座では無制限レバレッジやスワップフリーなど基本機能がある程度揃っているため、慣れるためには一番お勧めです。さらには低資金でもトレードができますので、取引環境についてまだよくわからないのであれば、慣れるまではスタンダード口座がもっともおすすめです。まずは環境に慣れることから始めることをお勧めします。
取引環境
取引環境にこだわりがあるユーザーである場合は、プロ口座になります。プロ口座は最も取引コストを抑えて、高い約定力で取引できる環境にあるため、とても優位にトレードができるメリットがあります。そのため、熟練トレーダーには最もお勧めできる口座タイプになります。プロ口座は短期トレードにとても向いています。また支社が多く、キプロスの本社のほかにオーストラリア、イギリス、セーシェル、ヴァージン諸島などにも拠点があり、金融庁のライセンスも保有しています。
少額取引
まずは少額から様々な銘柄を取引したいという方におすすめなのがスタンダードゼロ口座になります。しかし少額とはいえ、そもそもレバレッジが高いため、少額でも様々な銘柄を取引することができます。そのため、この口座タイプはまずトレードに慣れるためと言う意味ではとてもお勧めできるタイプになります。
スプレッド
スキャルピングトレードを重視するタイプである場合、おすすめなのがゼロ口座になります。短期間に何度もトレードをする方にとってはスプレッドが一番重要です。スプレッドがない「ゼロ口座」を使うことで、より快適に取引ができるようになります。ただし取引手数料がかかりますので注意しましょう。
ロスカットとリスク
Exnessではロスカットレベルは0%の適用となっており、リスクを負うことになります。ロスカット=100%全額欠損と言うことになりますので、トレーダーの裁量が重要視されます。海外のFX会社の情報の中ではかなりレアなロスカットの設定です。ここまでの設定をしているのはExness以外にはありません。そのため0%になるまでに新規で追加資金を投入などの対処が必要です。ゴールドなどのトレードをすると、トレンドが出やすいので含み損を抱えがちですので注意しましょう。
経験向けの口座タイプは複数
ロースプレッド、プロ、ECN口座の3種類はプロの投資家向けで複数あるなかから、合いそうなものを選びましょう。ちなみに複数口座を持つことも可能で公式サイトのパーソナルエリアへログインして追加、用意も可能。どの口座も米ドル(USDJPY)を取り扱っていますので基軸通貨でトレード可能です。スプレッドが狭いため、利益も出やすく評判や口コミが良い口座タイプです。自動売買なども対応しています。
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