FXトレーダーにおいて良く聞く言葉の一つがチキン利食いではないでしょうか?損を回避して克服できず利益をすぐに確定してしまいます。これは実際にトレーダーをやっていると実際にチキン利食いをやってしまうケースが多いのです。それではどのような人がチキン利食いをする傾向にあるのでしょうか?
チキン利食いとは?
チキン利食いとは、エントリーをしたあとに含み益が出てきたらすぐに決済して利確してしまうことを意味します。これはもちろん局面によっては正解でもありますが、不正解であるときもあるのです。どういうことかというと局面によっては引っ張らなければならないときもあるからです。例えばトレンドを狙うときは、50pips,100pips狙いに行ってもいいでしょうが、そんなときに5pipsくらいで利食いすると、とてももったいないです。
その一方で、レンジ相場の場合などはこの判断は正しいということにもなります。レンジ相場というのは同じ値幅を行ったり来たりをしているだけですから大きな値幅は狙えません。そのため5,10pipsで利食いしてしまうことは決して間違ってはいないのです。チキン利食いをやってしまう方の傾向は以下のケースです。
初心者
初心者トレーダーの場合は、どうしてもチキン利食いが増えます。ちょっとでも含み益が出ると、利確したがるのです。しかしその一方で、含み損になるとなぜか耐えようとしてしまうのです。これは五日は戻ってくると思っているからですが、そうならないときもありますので危険です。こういう者はエントリーした時、気になってしまい、前後で分析もせずに始めてしまい、1回に限らず繰り返しチャートを見てしまい、その後すぐに利確の行動をしてしまいます。ポジションを持っているわけですが気になってしまうのです。
トレードルールがない
何の計画性もなく、トレードルールも作っていない場合はそもそも何となくエントリーしてしまうケースが多いです。その場合はもちろんですがどこでおわるのか?という出口戦略が一切ありませんので、ゴールが見えず、すぐに決済してしまいます。負けたくないから良い感じのときに利確をするわけです。必要な出口戦略を練っていないケースが多いです。結果、最初は損はせずに回避できて証拠金が今は増えますが、それぞれ続けていくとちょっと負けるとトータルマイナスになりやすいです。
ロットを上げ過ぎている
ロットを上げ過ぎているケースもチキン利食いが多いです。これはあまりにも動く値動きが大きすぎるため怖くなってしまい、すぐに決済をしてしまうのです。これにより大きく得られたはずの利益が小さいままで終わってしまいます。ドルやポンドなどはまさにこれで危険。テクニックがトップレベルでないとかなり危険です。損失の時間を回避したいがために時間足のなかで確認していてプラスになるとすぐに利確をします。レバレッジの上げ過ぎも問題です。根拠もなく計算もせずにトレードするとこうなります。
自信がない
あまり勝てないトレーダーは自信がありません。そのためかエントリーしても自分を信じることができずに、チャートを見ていると怖くなってしまい、即座に決済をしてしまう傾向が見受けられているのです。自身で続ける中でレートの基準など決めないと変わりません。戦略で次に失敗せず稼げるためには変動する相場で考え方を変える必要があります。重要なのはプラスを確定させるよりも出口を決めること。現在、運用するまえに少し用意をしましょう。人間入ってからプラスで伸びると早めに利確をしてしまいます。
チキン利食いを克服する方法
チキン利食いを克服する方法は以下のようなものがあります。ぜひ試してみてください。1分足、5分足などどちらの短期足で決めるのではなく長期で見ましょう。経済の状況や勝率など情報をツールなどで収集し、知識を溜めて、ボリンジャーバンドや移動平均線などインジケーターも併用して戦略を練っていきます。為替を短期でお金を稼ぐなら基本は戦略が必要。上がるパターンなど状況を見極めてメンタルや心理も鍛えていく必要もあるでしょう。
トレードルールを作る
そもそもトレードルールを決めていないケースがあります。エントリーするときは利確ポイントと損切りポイントをしっかり決めてからやりましょう。これでだいぶ解消されるはずですから、これだけでも克服できることが多いです。色々分かっていくと結構出来るようになります。まずは勝っていくために応じて挑戦してみることをお勧めします。日々やることで値幅が取れて最後は明らかに能力を伸ばすことは可能。
ロットを下げる
ロットを上げ過ぎている場合は、それになれていないためか、ちょっとした値動きだけで怖くなってしまい、すぐに決済、利益確定してしまいます。その場合はMT4やMT5で先ずはロットを下げてください。ロットを上げるにしてもいきなり大きく上げるのではなく、徐々に上げてください。いくらかかるのか計算したうえでエントリーしてください。学習してうまく大きい値幅が獲得できる、勝てる程度になるとロットを下げても儲かります。
チャートを見ない
いつもチキン利食いをしてしまう人の傾向や仕方としてリアルタイムでチャートをみていることが挙げられます。毎日こんなリアルタイムでチャートを見ていることで、本当に自分を信じられずちょっとでも逆行してしまうと怖くなってしまい、決済してしまうのです。で、あれば自動決済設定を入れて、指値と逆指値を設定しておいてできれば放置してください。気持ちも楽になり明日の時点で答えは出ているでしょう。金融についての勉強にもなります。
相場の環境認識
今日の日足、週足を見てください。今日の相場がレンジなのか、トレンドが出そうなのかを認識したうえで狙う値幅を設定するべきです。レンジがずっと続いている場合はブレイクしてトレンドが出る可能性がありますし、トレンドが続いている場合はそろそろレンジになる可能性があります。
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